suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

小説ジュニアという雑誌がありました


もうずっとむかし、小説ジュニアという雑誌がありました。値段の割に分厚い雑誌でその上全編文章つまり、連載だったり読み切りだったりの小説か他は随筆や詩なんかで全てのページが埋まっていました。それでこの雑誌一冊で充分にひと月もちましたし当時のこの雑誌に載っていた小説は今思うとジュニア小説の範疇を越えて結構人生を考えるようなものがありました。さてまだ実用書や学術書なんかを読むよりは他人の書かれた素晴らしい作り話に心躍る年頃でした。それが近頃小説を読んだ後結構がっかりすることが多いのはその小説のせいでなくこちらの無駄な人生経験のせいだと思います。