suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

「風」と「花嫁」と「俵星玄蕃」

小学生のころラジオからよく流れていたのが「フォークソング」です。ちょうどそのころに大学生だった私たちの兄貴の世代が自分たちで歌詞と曲を作って歌っていたのでした。京都は大学が多くあるのと格好のギターの練習場所としての京都御所があったのでたくさんの学生さんが御所でギターを弾いていたのでした。そんな時代を過ごしたわたしはフォークソング調の曲がやはり心に一番響きます。さてそんなことを考えていた折にラジオから「俵星玄蕃」が流れてきました。この歌謡浪曲で五七調の調べが心地よく響くのはこれは若いころの経験ではなくてどうも日本の気候の中で生まれ育ったからだに染み込んでいる何物かが共感を覚えるのだと思います。