suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2016年7月のブログ記事

  • 中村紘子さんのこと

    中村紘子さんが亡くなったというニュースを聞きました。彼女の名前を聞いてピアニストと連想する方は音楽に興味のある方でしょう。テレビコマーシャルを思い出す方もいるでしょう。そしてある一定の年齢の幅にある方々は彼女の名前を聞いて庄司 薫さんの奥様という事を思い出すでしょう。  高校2年生のことです。当時... 続きをみる

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  • リプトン

    御遣い物を買いにリプトンに行くことにした。私たちにはちょうどいい程度のというのはあまり派手ではなくて、けばけばしくなくて、大人の御遣い物にはぴったりと思ったからだ。今から40年ほど前私たちが高校生で京極や河原町を闊歩していた頃、喫茶店に入るには勇気がいったし、食事をするんではなくてちょっとお茶とい... 続きをみる

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  • 眼科の待合室で

    ほおっておくと失明する恐れのある病気を患ってしまったのでふた月に一度ほど眼科の検診を受けて状態を確認しないといけなくなりました。これも年齢を重ねたという事でしょうか。けっこう患者さんの多い眼科なので様々な病状を抱えた方々が来られます。毎回同じ先生に診てもらうため決まった曜日に出向きます。それで出会... 続きをみる

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  • 四季があるということは

    春夏秋冬とメリハリのある事の良いことは思い出にその頃の気温が伴うことです。例えば「あれは何年前だっただろうか。」とその年代を思い出せなくても「そうそうあれはとても暑い日だった。」などという事と共にその季節は思い出の中にあるものです。そして私が毎年暑い季節になると思い出すのが、若くして亡くなった友人... 続きをみる

  • 人生の中で感動を覚える

    私の世代ではテレビは物心ついた時からありましたので箱の中で人が動くとか声が出るとかいうことの体験を人生の初めから違和感なく受け入れてきました。それよりも近所の旅館のロビーで初めて見たカラーテレビにはなんと美しいことかと感動を覚えたものです。ところがそれから数十年後のテレビのデジタル放送ではそれほど... 続きをみる

  • 京都の街は外人さんがいっぱい

    お酒の一升瓶を抱えて真夏のまっぴるま、知り合いのお宅の近所で火災があったんで近火お見舞いに参りました。昨日はえらい恐いことどしたなどと一通りのごあいさつの後また炎天下を日陰を捜してぼちぼち歩いておりますとレンタサイクルでさっそうと外人さんのカップルが通り過ぎました。公園の前でスマートフォンをかざし... 続きをみる

  • 学生街の食堂で

    学校の近くには安くて量も多くて大変おいしい学生のための食堂がたくさんありました。もちろん校舎の中にも生協があってけっこう安く食事ができたんですが時間がある時やサークル終わりには友人とそんな食堂へいって腹を満たすことになります。当時そんな食堂の一軒に注文の時に名前を言っておいて料理が出来上がったらそ... 続きをみる

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