suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

20歳の原点

私たちのサークルでは毎年春の新入生の歓迎会の頃と活動シーズンが終わる冬前に二回サークル内で文集のようなものを出していました。担当の役員が先輩後輩からOB,OGにまで原稿を頼んでそれでも当時は今のようにパソコンはなかったし手書きの原稿をコピーして製本してサークル内で配布していたように思います。今でもOBOGへの連絡の封筒の中に「球音」希望の方は連絡くださいとひとこと書かれていますので今でもまだあのサークル誌は続いているんだなぁと懐かしく思います。その文章の中にひとつ上の先輩が「兄貴の時代」という文章を掲載されました。それは私たちのちょっと上の学生運動世代のお兄さんたちを少々うらやましいと思いますという内容のものでした。それでも私たちの時代も学生という考える時がたくさんある時期にかの「20歳の原点」の著者のように生きることに言葉をぶつけて悩んでいたし、そこから精いっぱいもがいていたようにも思います。