suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

あと何年の人生なのか

昨日、珍しくテレビドラマをみた。若者が京都でそれぞれ職人になってまだまだ半人前の修業中の一生懸命の迷いながら、また時々仕事がうまくいって喜ばしい思いをしたりというドラマだった。それぞれ京料理の料理人、庭師、京焼の見習い、おいしい野菜を作ろうと一生懸命な農家の若者それにパン職人の見習いが叱られたり励まされたりしてまたその若者が高校の同級生という事もあって一年に一度五山の送り火の翌日に悩みを打ち明けたり喜びあったりして何度も乾杯を重ねるために友人の母親のやっているバーに集まるというそれだけのことだったんだけど、なんかとてもよかったなぁ。職人の修業というのはある意味人生でとても輝いている時です。もう私はそんなころから30年以上が経ってしまいました。そしてそんなに進歩のないまま人生のの残り僅かなのが見えてきました。これという事なく終えるのが人生なんでしょうとつくづく思います。