suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

三人で京料理を食べに

ちょっと本格的なお店に出かけました。夜はそこそこするんでしょうけどお昼は私たちの手に負えそうな値段なんで今日は気取って夏の京料理となりました。歴史のあるお店で(といっても京都のことですから生半可なことではなくて現御主人で十二代目だそうです)屏風やお軸もどうもいいものらしくそこはその辺のことに詳しいお客さんが来られても恥ずかしくないものだと思われます。三人のうちの一人は陶芸家です。ある器を持ってこの薄さでこの器は素晴らしいと盛んに感心していました。味も十分に堪能いたしました。ある種のどんな専門家が来られてもさりげなく恥ずかしくない道具や器を使用されているのはさすがだなぁと思いましたしそんな趣向がずいっと表に出るようなことがないのも素敵だと思ったのでした。