suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

街に山下達郎のクリスマスイブが

学生の時京都で知り合った私たちはそのまま卒業してそれぞれに就職しました。その就職の地がちょうど新幹線と在来線を乗り継いで2時間ほどの距離でした。二人は休日になるとお互いのどちらかの住まいのある地へ出かけてあっという間の時間を過ごしました。いつも新幹線に乗るのはお互いの地の在来線の動いている時刻に間に合うぎりぎりの時刻に出発でした。出会うときにホームで待っている彼女を見つけるのも別れる時の新幹線出発のホームもいつもそこにあるのは他のものが間にも目に入らない二人だけのシンデレラエクスプレスでした。