suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

金木犀の香り

街じゅうに金木犀の香りがあふれています。街の香りというのはそこに住んでいる人はなかなか気づかないのかもしれません。けれどこの時期に京都に来られた方は金木犀の香りが思い出になることだと思います。私は海外での思い出はそんなにありませんがそれでもLos Angelesの空港に着いた時には何か機械的なにおいがしました。そして人はかおりの記憶はそれ以来強烈なんじゃないかと思うんです。それ以来その機械的なにおいに似たにおいをどこかで嗅いだ時に強烈にその時のことを思い出すんです。あの時は一人旅だったんでその時の大変な緊張感など。そういえば中学生時代にはちょっと気になる人の何か柑橘系の香りがとんでもなく記憶に残っていてその香りに似た香りがどこからともなく漂ってくるとふとあの甘酸っぱい時代を思い出します。