suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

眼科の待合室で

ほおっておくと失明する恐れのある病気を患ってしまったのでふた月に一度ほど眼科の検診を受けて状態を確認しないといけなくなりました。これも年齢を重ねたという事でしょうか。けっこう患者さんの多い眼科なので様々な病状を抱えた方々が来られます。毎回同じ先生に診てもらうため決まった曜日に出向きます。それで出会う患者さんも毎回おなじみみたいになってきました。その中に旦那さんが目が見えなくていつも奥さんと手をつないで来られるご夫婦がいらっしゃいます。その旦那さんの非常に穏やかな話しぶりと奥様への細やかな心遣いのご夫婦につかず離れずの寄り添いに常に心温まる思いがしています。きっと旦那様が目の病気を発症されたときにはいろいろなことがあったでしょうにと今日も待合と薬局で心温まる思いをさせていただきました。