suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

アリゾナでウエスタンブーツ

そんなにたまらなく暑いというほどでもない季節にアリゾナのツーソンという街にいたことがあります。アリゾナ大学の学生さんを中心に聖書研究会や祈祷会なんかをしてられる宣教師さんの家に泊めていただいていました。その地はちょうど西部劇の舞台のような街でサボテンがいっぱい生えていて空気が大変乾燥していてほりの深いアメリカ人にはカウボーイハットとウエスタンブーツがよく似合う町でした。さて話は変わりますが私はこの頃よく外国の方々がレンタルの着物を着て京都を散策しておられるのを見かけます。昨日のことですが祇園で舞妓さんの格好をされているほりの深い西洋風のお顔立ちの方を見かけました。京都の文化を体験してくださるのは大変いいことですが私はその方を見たときにかのアリゾナでウエスタンブーツにカウボーイハットを私が身に着ければきっとかの地の人々もこのような感情を抱かれたんだろうと当時のことを思い出しました。

4月4日はあいつの誕生日だったんだ

高校のときからの友人でその後ずっといい関係だった人がいます。クラスは一緒にならなかったけれどサークルが一緒でともに映画が好きだったんで二人してよく映画に行きました。まだ携帯電話がなかったんで待ち合わせは必ず大きな書店の雑誌売り場あたりでした。雪が上がって陽が照ってきたころ街中がキラキラしている中を寒いのでマフラーに首をすぼめて映画館に行きました。その後高校も卒業して、それからも寄席に行ったりコンサートに行ったりとまぁつかず離れずのいい距離を保っていて大人になると数人で居酒屋やカラオケなんかにもよく行きました。さてそんな彼女がある日、癌を患ったと入院先から電話をしてきました。わたしは花束と当時のことですから数本の映画のビデオテープを持ってお見舞いに行きました。それらのお見舞いのビデオテープは返ってくることなく彼女は天国に旅立たれました。もうあれから20年も私は生きています。イタリアが好きで映画が好きだったのです。私はというとキリスト者でありながらそんな覚悟をした彼女のは到底及びもしないことはわかっているんだけれどそれでも宗教の何たるかを何にもわからずに生きています。

今日は満月なので明日は復活祭

洗礼を受けたのはもう38年も前にになります。その年のイースターは4月の6日でした。教会に生きだしてまだ半年ほどだったんですがクリスマスを経て年が明けてもうそのころにはイースターに洗礼を受けることを決めていました。会堂が古い建物でその年は4月になってもまだ寒かったように思います。教会の洗礼槽に頭まで浸したことは鮮明に覚えています。それから長い長い年月が経ちました。聖書と格闘しながら、信仰と疑いと聖書の成り立ちに関心を寄せここまでやってきました。