suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

私は共通一次試験を受けました

もうずっとずっと昔のことです。高校三年生だった私たちは来年からどうやら共通一次試験というものが始まるらしいということを聞きました。そこで来年の本番のための準備として全国的にその試験の予行演習が実施されました。これは業者や予備校の模擬試験ではなくておそらく当時の文部省が実施したものです。当時はまだ私立の大学が共通一次試験を利用するということはなかったのでとにかく国公立受験希望者は何としてもマークシートというものに慣れるためにと三学期のある日に京都工芸繊維大学での試験を受けました。その結果がその年の入試に影響するということはなかったんですがとにかく答の欄一問ずれると大変なことになるし試験だなぁと思いました。今でもこの季節になると受験生頑張れと心の中でエールを送っています。

阪神大震災が起こった日

その日はまだ仕事も大変忙しくて毎日時間に追われるように仕事をしていました。納品の日が毎日追いかけてくるようでした。そんな日常の早朝大きな地震がありました。自転車で大急ぎで仕事場へ駆けつけました。京都はそれほど日常生活が不便になるほどのことはなくほっと一息ついてさて仕事にとりかかろうとしたのですが、どうも午前中の早くから悪寒がしてきてとうとう熱が出てきました。どうにもこうにも我慢ができず医者へ行くと充分な高熱でたぶんインフルエンザということでした。当時まだ簡易に検査する方法がなかったようです。それから寝込んでしまいました。布団の中でラジオを聴いているとどうやら世の中が大変なことになってきているようでしたが高熱の中意識の遠くでラジオが大惨事を伝えていました。

空に飛行機雲

朝、仕事に向かう途中の寒空の真ん中に飛行機の翼から出た飛行機雲が二本伸びていました。もう40年近く前、まだ学生だった頃、そしてまだそんなに海外に行く人が多くなかった頃バックパックを背負ってアメリカに飛び立ちました。その時に乗った飛行機が今はもうどうなったのか知りませんけれど当時大変有名だった「パンアメリカン航空」でした。東京の空港を飛び立つとき私の頭のなかで紀 比呂子さんが主演していた「アテンションプリーズ」の歌がぐるぐる回りました。夜空のなかに機体が入ってゆくとやがて「ジェットストリーム」の主題曲が流れ始めたのでした。