suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2016年2月のブログ記事

  • フライト

    初めの海外旅行が飛行機の初乗りで今はもうその名前を聞かなくなったかの「パンアメリカン」に乗りました。夕方に飛行機に乗り込み全く日が暮れた東京の街中を飛び立ちました。その景色は夜の星空に向かって飛び立つようでそしてその景色が視覚なのになぜか音のない大変静寂な景色だなぁと思えたものです。夜のしじまの中... 続きをみる

  • 沈丁花の香り

    昔、高校の入試の結果が出た後みんなで担任だった先生のお宅に行きました。今のようにスマートフォンで地図をたどりながらなどということができない頃なので、分かっている住所を頼りに私鉄に乗ってそれから春の日差しの中を歩いて先生のおうちに到着いたしました。その道すがらの日差しの中に漂っていた沈丁花の香りがあ... 続きをみる

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  • 万年筆で手紙を書く

    あべ静江さんのみずいろの手紙をYou Tubeで聞いていると久々に万年筆で手紙を書きたくなりました。友人から男物なんでいただいてもらえませんかとそのお父様の遺品のモンブランの万年筆を譲ってもらった。太字でなめらかにペン先が滑る大変書き心地のいいペンでした。この頃の悪い習慣だと思うんですがまずパソコ... 続きをみる

  • Be my Valentine xx

    薬学部の彼女は帰国子女でした。いつの時点で日本に帰ってきたのかよく知らなかったんですけど何しろお父様のお仕事の関係でドイツから日本に帰ってこられたということでした。大変おとなしい人だったんですがちょくちょく映画に行ったり二人でふらっと京都や奈良にも行きました。そんな彼女からの手紙の最後に「xxx」... 続きをみる

  • 朝まだ誰も起きてこない間に

    私の朝は大変早い。誰も起きてこない間にひとり床を抜け出して新聞受けから新聞を取りそしてピアノの上に置いてある聖書を開く。だいたい30分ほど聖書を読んでお祈りをしてそして朝食をという生活がもうかれこれ25年ほど続いている。朝食の後新聞をどんなにすみずみまで読んだとしても読み終えたころでもまだ誰も起き... 続きをみる

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  • 志津屋のパン

    受験の季節にはとにかく健康に気をつかいます。一生懸命やった勉強も当日インフルエンザにかかったなどとなると目も当てられないということになります。そしてもう一つ大事なことが受験当日に勉強の成果をできれば100パーセント発揮したいということです。たいてい試験日は寒いころですので、教室の暖房で午後からの受... 続きをみる

  • 巽橋から白河沿い

    何日かぶりで祇園の巽橋付近をあるきました。白河沿いに桜の木が植わっているんですがもう少し西に向かうと白梅の木があります。依然歩いた時はまだ固いつぼみだったんですがもうすっかりいっぱい咲いてました。「かにかくに」の歌碑のもう少し向こう側でこの辺はかつての文人や学者さんがこの梅を見上げたことでしょう。... 続きをみる

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  • 毎年恒例の新年聖会

    今年の聖会は私たちの教団ではかなり高齢になられる先生が礼拝の説教と昼からの集会のお話をしてくださいました。私が洗礼を受けた時の牧師はもうとっくに天に召されたんですが、その先生の礼拝の説教は火のように激しくてそこにあたかも神がいるようでした。そして今年、私は洗礼を受けてもう36年も歳を経ました。今回... 続きをみる