suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2016年6月のブログ記事

  • 梅雨に街を歩いてみる

    雨の日は靴が濡れる。それだけではなくてその雨水が靴を沁みて足を濡らす。それでなくても近頃は蒸し暑くて少しの距離を歩くのが疲れる。昔の映画のように心ウキウキと傘を振って心はスキップなんてことはこの年齢になるとそうそう世の中に落ちてはいない。つい最近まで人生の終末はひと世代ふた世代年齢の上の方々の体験... 続きをみる

  • 7月は祇園祭り

    大人になってから7月8月は暑いというだけで大嫌いなほとんど生きているのが試練のような二ヶ月にしか思えません。それでも昔は7月の祇園祭はおおきなイベントでした。高校の一学期の期末試験が祇園祭の宵々山の15日に終了します。さてそこで祇園祭の宵山あるいは宵々山を二人で歩くことを計画すればその下準備として... 続きをみる

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  • 本日礼拝の司会でした。

    教会での礼拝の司会がひと月に一度程度の割合で担当になります。一番緊張と勇気を強いられるのが司会者のお祈りです。私はその祈りが礼拝に参加されている方へのとりなしと思うようなことは多少の思い上がりのような感情があるんじゃないかと思われるのでこれっぽっちもありませんがそれでも礼拝に参加することには自分も... 続きをみる

  • 紫陽花にかたつむり

    かたつむりが紫陽花の花の花弁とか茎に沿って貼っているという絵をよく見ますが本当にそんな場面に出くわしたことはいまだにありません。夏の朝に朝顔とか夕立の後に風鈴とかはよく見かける光景です。それにしても私の大嫌いな夏がまたやってきます。とにかく祇園祭が始まるころから大文字の送り火までは人生の試練だと思... 続きをみる

  • クチナシと沈丁花と金木犀

    公園の周りの植え込みからやたら甘い香りがします。初夏に漂うには少々むせかえるような香りでかなり遠くからでも風に乗って漂ってくるときにはどこら辺にクチナシが咲いているのか視界に入るより先に嗅覚に覚えるような香りです。さて、初夏にはこのクチナシが我が物顔でいい香りを漂わせますがやがて秋には金木犀が町中... 続きをみる

  • もうすぐ花火の季節です

    今は、家庭でする花火なんかでも大変きれいなのがあるんでしょうけど、私が小学生の頃は火が噴水のように舞うような花火は高価でしたのでもっぱら音のする花火ばかり買ってやったものです。私たちはそれを「クラッカー」とか「たたみ」とか「2B」とか呼んでいました。私たちは何しろそれを街中の公園でやるものですから... 続きをみる

  • ダイナー

    ロスアンゼルスの長距離バスの乗り場はその頃大変治安の悪い場所でした。何しろそこを夜中近くに出発するバスに乗る必要があるのでまだ宵の口に友人に車で停留所まで送ってもらってとにかく夜の更ける前に乗車場に入りました。バス乗り場といってもたくさんの路線のバスが出入りしていてちょっとした都会のJRの駅のよう... 続きをみる

  • 高校の修学旅行

    私たちの高校はそもそも制服がありませんでした。それはそれで私服なので毎日どの服を着ていこうかと迷うなどということはなく別に服装のことなど気にせずに通学していました。さてそこで私たちは九州方面へ修学旅行に行くことになりましたがそこで服装に関してはジーパンは派手になるので修学旅行でのジーパンは禁止とい... 続きをみる