suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

志津屋のパン

受験の季節にはとにかく健康に気をつかいます。一生懸命やった勉強も当日インフルエンザにかかったなどとなると目も当てられないということになります。そしてもう一つ大事なことが受験当日に勉強の成果をできれば100パーセント発揮したいということです。たいてい試験日は寒いころですので、教室の暖房で午後からの受験が眠気と戦うなどということになればこれまた実力発揮ができません。そこで私は当時午後からおなか一杯で眠気が襲うなどということがないようにどの受験にも志津屋のカルネを一つだけ持っていきました。小さめのフランスパンにハムと玉ねぎが挟んであるという軽く食べられるもので胃にも優しいというものです。ところがあのころからもう40年近く経った今でも志津屋のカルネを食べるとなんかほろ苦く大変だったなぁと感傷に浸るんです。