suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

手紙が届きます

郵便受けにコトンと一つの手紙がはいっています。「はて、おぼえがないなぁ。」そっと封を切って中身を見てみると、緑のインクでことばが綴られています。緑のインクは別れのしるしです。はて誰が別れの手紙を出したんでしょう。見覚えのある文字は40年前のわたしのの文字です。もう、昔の自分と決別したらどうなんだと厳しい文章が並んでいます。こんなに人生の終末の方が近くなってきたのにこの期に及んでもうそろそろ生きていることの意味と生きることの苦しさを正面から考えてみようかと思いました。