suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

最近「ジュリーの世界」という本を読みました

ラジオでたまたま紹介していたんで「ジュリーの世界」という本を読みました。さてこの「ジュリー」というのはあの沢田研二さんではなくて「河原町のジュリー」のことなんです。ここから大変地域限定的な話になりますが私はあのあたり(京極、寺町、三条、四条、河原町)で大きくなったんでジュリーのことはよく知っていましたしこの小説に出てくるこのあたりの当時のお店や風景が私の瞼の裏から脳裏に蘇ったように現れました。中京区で1960年代1970年代を過ごしたことのある人にはジュリーを通して自分の小さくて大人に隠れて魂が自由だったころを思い出すのに適格な本です。もう一つこの話の中で思い出したことがあります。伏見桃山城のキャッスルランドに桜田淳子さんを見に行ったことです。暑い夏の日だったと思います。友人と京阪電車に乗って、のこのこと出かけました。当時大ファンでした。そのあとどういうわけか高校の頃になってキャンディーズのミキちゃんにかわりました。それでも桜田淳子さんやキャンディーズの歌を聴くと同窓会で当時好きだった人に出会ったような気持ちになります。