suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2018年7月のブログ記事

  • NHKBS京都人の密かな愉しみ

    ちょうど夕食時に「京都人の密かな愉しみ」の再放送があります。役者さんの京ことばにはいろいろといいたいこともありますがとにかくちょっときゅんとします。ちょうど今やっているのが若い職人修業中の仲間のお話です。年とってから思えばあの頃は本当にいい時間で人生にももがいて色んなことを我慢してそれでもなかなか... 続きをみる

  • 三人で京料理を食べに

    ちょっと本格的なお店に出かけました。夜はそこそこするんでしょうけどお昼は私たちの手に負えそうな値段なんで今日は気取って夏の京料理となりました。歴史のあるお店で(といっても京都のことですから生半可なことではなくて現御主人で十二代目だそうです)屏風やお軸もどうもいいものらしくそこはその辺のことに詳しい... 続きをみる

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  • 今日は確かに命日です

    突然病院の公衆電話から電話がかかってきました。当時まだ携帯電話がありませんでした。また入院したとのことでした。早速、お見舞いに行きました。花束を抱えていくつかの映画のビデオテープを持って病室を訪ねました。意外と元気でした。治ったらもう一度大好きなイタリアに行くんだと言っていました。映画「旅愁」が大... 続きをみる

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  • 荒井由実のひこうき雲

    私たちの大好きだったフォークソングはかぐや姫やら三輪車やら古時計やらそんなものが多かった。今思えば白黒写真のような音楽だったしそれが私たちのお気に入りだった。そんなある日荒井由実のひこうき雲というLPを友人が持ってきた。まるでカラー写真のような音楽だった。それから約20年が経ち友人はガンでこの世を... 続きをみる

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  • むかしはこんなに暑かったかなぁ

    祇園祭の宵山、宵々山あたりは高校生の頃はちょうど期末試験が終わるころで試験の勉強よりそのあとのお祭りに誰と四条通を歩くかが大きな課題でした。多くの友人がそして私もが試験前にあの子という人に電話をして、それも公衆電話から電話をして宵山一緒に行きませんかなどと作戦を実行するのです。そしてこれまた多くの... 続きをみる

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  • 夕顔

    今年もせっせと夕顔の種を春に蒔きました。このあたりの梅雨明けが発表されたころに最初の花が咲きました。源氏物語を読んでちょうど明石あたりで挫折することを明石源氏というんだとか。私はもう少し先まで読んで挫折いたしました。それでも我が家の娘たちに光源氏のような方が現れないかと毎年夕顔を咲かせています。牛... 続きをみる

  • 今年初めての鱧をいただきました

    小さいころ、魚屋さんがうちまで来ていました。天秤のような秤を持って片方に魚を乗せてもう片方におもりを乗せて支点のひもをずらしながら重さをはかって値段を決めていました。その魚屋さんが持ってくる鱧にはいつも「酢味噌」が付いていました。私は長いこと鱧を梅肉で食べるということを知りませんでした。今日お昼に... 続きをみる

  • きょうも雨

    こういつまでも降り続くと気が滅入ってしまします。今なら気象情報があっていつ頃止みますよとわかるんですがノアの頃の雨はほんとにいつやむことだろうと彼らは思ったことでしょう。箱舟の中で毎日今日も雨と思ったことでしょう。ちょうど人生で、この試練がいつ終わるのかわからないように。

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  • お昼を喫茶店でいただきました

    むかしよくありましたよねぇ。ちょっと年季の入った建物の二階が喫茶店になっていて壁にサークルや同好会の演劇の公演のポスターが張り巡らされたようなところ。鴨川の近くでふらっと入ったところがそんなところでした。壁が書棚になっていて漫画やら単行本やら何の決まり事もなく雑然と並んでいました。よく見ると色んな... 続きをみる