suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2018年12月のブログ記事

  • 八坂神社に初もうでに行った頃には

    高校三年生のもう大学受験をまじかに迎えたその年の一月に初もうでに行きました。ちょうどその年の秋の文化祭の時に彼女ができたんで受験勉強を死に物狂いでしながらそうほんとに我々普通の頭脳の物は睡眠時間を削って勉強しました。そしてお正月くらいはと初もうでに行きました。彼女着物でした。八坂神社に行ってきっと... 続きをみる

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  • 蠟梅がほころび

    毎日同じ道を通るわけでもありませんが通り抜けの道として路地(ろうじ)を通り抜けます。通りぬけの路地を京都では辻子(ずし)といいます。ちょうど真ん中らへんに植木鉢があります。蠟梅の木です。毎年その木が花を咲かすのが楽しみです。そのころから梅の花が咲くころまでの季節が好きなんです。蝋を塗ったようにくっ... 続きをみる

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  • 小説を読んでもドラマを観ても

    歳をとったからかどうもこの頃小説を読んでもドラマを観ても感動しません。感動するというレベルではなく全く心に入ってきません。昔は感受性が棘のように張りつめていて音楽、小説、ドラマなど見たり聞いたりしては心が動いたものですがどうも人生で様々な経験を積んでしまうとそんじょそこらの作り話では感動しなくなっ... 続きをみる

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  • 水越けいこさんを聴く

    秋から冬になる頃には遠くにいて毎日のように葉書をやり取りしていた人のことを思い出します。向こうからとこちらからと葉書が毎日おそらく神戸あたりですれ違っているんだろうななどと妄想しながら毎日の出来事を日記のように記して一枚づつポストに入れていました。今でもあるのか知りませんけれど縦書き用の罫線入りの... 続きをみる

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