suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

2016年12月のブログ記事

  • もう一度あの映画を

    高校時代の文化祭は日曜日をはさんで二日間ありそのあと体育祭があって、そののち日曜日の代休が水曜日あたりにありました。映画の招待券が二枚ありますので一緒に行きませんかと誘われたんで喜んで映画館へとご一緒いたしました。さてその映画が「さすらいの航海」という映画です。ユダヤの人々が船で逃れていくんだけれ... 続きをみる

  • 過労死という言葉

    学生時代の楽しかった授業のひとつに「労働組合論」がありました。内容も新鮮で大変興味深かったし担当の先生も大変情熱的で熱い授業でした。私は年末の試験も思ったよりよくできて確か「A」をとったと思います。そんな講義の中で先生がこんなことをおっしゃったのを覚えています。「君たちはやがて社会人となって働くん... 続きをみる

  • 小説ジュニアという雑誌がありました

    もうずっとむかし、小説ジュニアという雑誌がありました。値段の割に分厚い雑誌でその上全編文章つまり、連載だったり読み切りだったりの小説か他は随筆や詩なんかで全てのページが埋まっていました。それでこの雑誌一冊で充分にひと月もちましたし当時のこの雑誌に載っていた小説は今思うとジュニア小説の範疇を越えて結... 続きをみる

  • シンデレラエクスプレス

    ちょうど大学を出て数年経たころ日本はその数年だけ景気が良かった時期があります。後々のことを考えると日本にとってそのことが良かったのかどうかわかりませんがバブル景気と言われる頃でした。長距離恋愛という事は切なくて悲しくて思い出がいっぱい積もってゆく思いがありました。まだメールもLINEもなくもちろん... 続きをみる

  • 神を許す

    最近読んだキリスト教のチラシにかかれていた言葉です。これは沈黙する神に対する答えの一つの形だと思います。私たちはこの世で理解しがたい理不尽な事柄に出会います。祈りの答えが神の沈黙にしか思えないときにそれでも神を信じるというということは神を許すという行為に似ているように思います。そもそもキリストの十... 続きをみる

  • 沈黙する神

    神の沈黙はもうずっと昔からの状態です。これは多くの文章にもなったし何らかの形で芸術作品にもなっていると思います。教会ではお証と称して神があなたになさった様々なことを話す機会が多々あります。私にも多少なりともそのような機会がありました。しかし年齢を経るにつれ、また世の中の様々な状況を見るにつけかつて... 続きをみる

  • 待降節にはいったので

    待降節にはいりましたので教会でもクリスマスの飾りつけをしました。それから我が家なかと扉のノブも飾り付けました。街なかの電球キラキラの飾りではないんだけれどそれでもクリスマスが近いんだなぁと思います。本当は神に祈るほどのことができないことが人生でもままあるように思いますがそれでも迷いながらも疑いなが... 続きをみる

  • きょうは午後から雨らしい

    天気予報によると本日お昼過ぎから雨らしい。それが大変微妙でちょうど帰り時刻にあたる頃に降っているかどうかの微妙なところ。さて自転車で行こうか歩いていこうかと迷った挙句少々時間がかかるものの傘を持っててくてく歩いて出かけた。さて帰る時刻にどうだろうと空を見上げると今にも降りそうなもののまだ雨は落ちて... 続きをみる