suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

京都でも雪が積もりました。

朝、道路が雪で真っ白になっていました。私は普段、車を運転しなくてはならないという状況ではないのでとりあえず、滑らないようにソローっと歩いて仕事場へ向かいました。途中、前かごに野球道具一式を乗せて自転車をこいでいる高校生がツルンと転んだのを目の当たりにして、カバンをヨッコラショととって歩道側に移動させてあげました。それから数分後今度は自分が見事にこけました。とにかく横断歩道やら車道と歩道を隔てる白線が大変よく滑るのはわかっていたんですが、見事に右肩を打ってメガネが顔からずれて何ともみじめな状況でした。それにもかかわらず「一向に何ともないですよ。」という顔をして立ち上がらねばならないのがまたみじめでした。こんな気持ちは雪の歩道を滑った時とベルに追い立てられて大急ぎで階段を駆け上ったにもかかわらず乗車できずに電車の扉が目の前でしまった時ぐらいです。人生の悲哀をしみじみと感じたものです。