suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

我々の若かったころを思い出したよ

カラオケで中島みゆきの「店の名はライフ」を歌ったやつがいたんだ。あの頃はそれなりに時間があったしわたしの今の数少ない経験でも今の学生さんは忙しそうだけれど私たちの頃はそんなことは全然なくてそれなりに安酒で恋愛論と宗教論とをしたんだ。ソフトテニス(当時は軟式テニスといった)サークルというへなちょこと体育会の真ん中程度のサークルでそれなりに悩んだり楽しんだりしたんだ。そこにいるMさんは私と同じように地元の高校出身で下宿してなかったしおそらくおうちがお金持ちなんだろうという持ち物をいつも携えていたなぁ。それから長崎出身のKさんは高校の時文芸部だったそうでそれはそれはおとなしくて運動神経もそれほどだったんだけどサークル内で発行している会報に書く彼女のエッセイは抜群にじょうずだった。僕たちは安酒を飲んで鴨川で騒いで鴨川にメガネを流してしまうような日常を笑って過ごしていたんだ。