suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

久しぶりの3人

今から30数年前私たちは教会で出会いました。みんなそれなりにまじめなキリスト者でまだ人生に希望もあったし、結構浮ついた証にも心ときめかしたものでした。当時の牧師は結構信者一人ひとりの信仰の状態にきびしくて今思えば信仰なんて一人ひとり違って当然なんですがそこを何の根拠があってのことか信仰に行動を伴うことを常に要求されました。人間に神のことなどわかるはずがないのにさらにもう一歩進めて言うと神が存在すること自体が神への問いかけの領域だと思うのだけれどそこにも神を目下に見るような牧師の信仰に何とかついて行ってあれから30数年多くの信仰の友が脱落しまじめな信仰の友が信仰から脱落していきました。そんな中で神への疑問と問いかけ自体が信仰じゃないかと洗礼を受けるときに誓った言葉すら脇に置いて教会に通うようなことでそれでも今まで信仰を持ち続けていること自体が奇跡のようなものだと自覚しています。私たちは一人は別の教会に熱心に通い私よりよほど神への確信を持っておりもう一人は宣教師となって海外にいます。優等生でない私たちに起きた奇跡です。