suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

ピンクの公衆電話

エスプレッソコーヒー専門店のそのお店にはカウンターテーブルのはしっこにピンクの公衆電話がありました。私たちはそこのコーヒーがおいしかったことと十円玉を放り込んで電話をし、今ここにいるからと友人を呼びだすのがいつものことだった。友人は京阪電車に乗って駅を三つほどとおって三条大橋のほとりのそのお店にやってました。そのお店でいつまでたってもしゃべっているのが僕たちの放課後でした。