suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

雪が降りました

朝起きたら外は真っ白。さながら香炉峰の雪ではなく京都の雪はカーテンを開けてみるという状態でした。ひらひらと空から降ってくる雪の中傘をさしてそろりそろりと歩いていると前から来た小学生、それもおそらく一年生か二年生の男の子が私とすれ違いざまに私の目の前でぱっと手を開けました。その手の中には今どこかで集めてきた真っ白な雪のかたまりがありました。きっと寒い中難しい顔をして歩いていた私にあたたかいプレゼントでした。