suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

夜の梅

夜中に救急車のサイレンを聞いたり雪の朝に新聞が届いている日なんかはどんな時でも人々の働きがあるんだと痛感いたします。ところで少々暖かくなってきたころの夜桜は人々を浮かれさせるのに、梅が咲くころはまさに雪の朝刊や真夜中の救急車の季節で凛とした寒さの中に孤独に花びらを開いているんだろうと厳粛なものを感じるのはずなんですがどうも「夜の梅」というのは有名なお店のようかんの名前で甘いものに目がない私にはほんわかとしたいい名前だなぁと思えるのです。