suetumuhanaのブログ

日常のエッセイ

荒井由実のひこうき雲が出たころ

わたしは友人と公衆電話に向かいました。そこここに菊の花が咲いている秋真っ盛りの11月16日。前日勇気をもって公衆電話からデートの約束を取り付けた彼女と御所を散歩しました。落ち葉を踏みしめ秋の香りが漂っていました。それまで聞いていたくらい寂しいフォークソングのような毎日がパステルでかかれた荒井由実の曲のようにその日は輝いていました。その日目に入った御所の砂利道や三本仕立ての菊の花や踏みしめた落ち葉まで何もかも輝いていた一日でした。